電気料金が毎月300円の割引…
ほくでんの新しい割引プラン
こないだ、北海道電力の新しい電気料金の紹介のチラシが入ってました。
今年の4月からスタートする「Web・eプラス」というプランです。対象は、北海道電力の契約者…(笑)となりますが、「従量電灯B」または「従量電灯C」を契約している人で、
- 「 Web料金お知らせサービス」への登録
- 電気料金の支払いを「口座振替」または「クレジットカード」に指定
こちらの2つが加入条件となってます。
Web・eプラスで毎月300円割引
このプランに加入?登録すると毎月の電気料金から300円割引してくれるそうで、年間では3,600円の割引となります。
今は電力自由化でいろいろな電気料金プランも出てきてますが、単純にかなりのお得感があります。
我が家では月平均は4,000円程度なので、約1ヶ月分の料金がまるっと割引されるようなイメージでいます。
ほくでんにはエネモールもあります
北海道電力の「ほくでんエネモール」というWebサービスがあります。スマホなどでコラムを読んだりレシピを確認したりするだけでポイントが貯まり、年間だと約1,000ポイント程度貯まる見込みだそうです。
貯まったポイントはau Walletのポイントや、4月からはJALマイルにも交換ご可能になります。
こちらも合わせれば年間で約4,600円相当の割引となります。
単純な値下げではない…
北海道電力は2013年と2014年にメインとなる泊発電所の長期稼働停止を理由に値上げしてます。そのため全国平均で最も高い電気料金が北海道電力だそうです。
ざっくりと15%程度の値上げでしたから、我が家で考えれば4,000円の15%、1ヶ月あたり5〜600円程度値上げされていたことになります。
今回の新プランで300円の割引に喜んでいましたが、まだまだ2014年以前の水準には達していなかったんですね。
しかもWebで料金確認となると、スマホなどに縁遠い家庭では、この新プランの恩恵にあずかれない契約者も出てきます。
これは、ちょっと可愛そうな気がしてしまいます。
電力値上げ後巨額配当
福島の原発事故の後、値上げした電力会社7社のうち5社の株式配当が総額900億を越えたと新聞にありました。
経営の悪化で値上げをしておいて契約者の負担だけは増やして、利益を契約者ではなく株式の配当だけに注力するのはどうなんでしょうね…。
確かに新プランが提示されましたが、このプランを見たときにまず考えたのは、実家の両親の電気料金でした。同じ北海道に住んでおり昔からずっと北海道電力を利用してきましたが、多分このプランには縁遠い契約者の代表でしょうか。
かなりの長期契約者なんですけどね!
やっと最近ガラケーデビューしたばかりではありますが、ネット環境はありません。こういった家庭が一番の北海道電力のカモなんでしょうね。電力自由化でも電気会社の乗り換えなんて、全く考えてなさそうな感じだし、「お金は取れるところからは取ってしまおう」
「乗り換えそうなところには300円でニンジンぶら下げとけ…」
そんなプランに見えてしまいます。
悲しいかな、それでも我が家は300円に釣られてしまうんです。悔しいけど捨てるにはあまりにも額が大きすぎるので…。
で、悔しいついでに北海道電力に一矢報いてやろうと思いまして、実家の電気料金をWeb・eプランに変更してやろうかと画策しております。
登録を代行しても問題はないでしょうし、電気料金がWebでしか確認できませんが、印刷して送付すれば良いし、電話でも事足りますかね。
ちょっと悪巧みですが、年間3,600円は小さくないですからね。